車載Wi-Fiルーターって実際どれがいいの?

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新車購入に伴い、車載Wi-Fiについてまとめてみることにしました。

人それぞれ利用シーンは異なると思いますが、筆者は子供が「Chromecast with GoogleTV」もしくは、「Fire TV Stick」での動画視聴や、「MILEL」で助手席に乗っている人が動画視聴や音楽再生を考えています。

動画メインとなるため、それなりに通信量が必要と想定しています。月額で契約すべきか、1日単位で契約すべきかも検討する必要があると考えています。

その前に今回は、車内Wi-Fiってどんな種類があり、どんな料金で利用できるのかなどを見ていきたいと思います。

利用できるWi-Fi機器って何がある?

大きく分けると、3つナビ、スマートフォンのテザリング、車載ルーターの利用。

ナビ内蔵の車内Wi-Fi

まずは、ナビに搭載されている車内Wi-Fi機能を比較。

自動車メーカー サービス名称 キャリア 通信規格 通信制限 金額
TOYOTA

「T-Connect スタンダード(22)

車内 Wi-Fi

KDDI(au)

4G 直近3日で6GB以上利用した場合に制限を行う場合あり。 1,100 円/月
日産 docomo in Car Connect docomo 4G

容量制限

内以外での利用等、不正な利用方法を検知した場合、当該通信が制限される場合があります。

550円/日

1,650円/月

13,200円/年

HONDA 車内Wi-Fi – Honda Total Care SoftBank 4G   1GB:300円
2GB:600円
3GB:900円
5GB:1,500円

SUBARU

T-Connect

車内Wi-Fi

KDDI(au) 4G 一定期間内に大量の通信をした場合、混雑する時間帯の通信速度制限がかかる可能性があります 1,100 円/月

純正ナビの場合は、まずナビが対応している必要があります。
接続できる台数などもナビの使用により異なります。詳細は、それぞれのHPにて

メリット

  • 追加の機器不要
  • 車内の配線も不要で純正ナビが対応している場合は、基本的にすぐに利用可能

デメリット

  • 自動車メーカーにより、利用できるキャリアが固定される。
  • キャリアによっては、割高な契約になる
  • AppleCarやAndroid Autoをワイヤレスで利用できない場合がある(有線接続は利用可能)

スマートフォンのテザリングを利用

続いて、テザリングを利用するパターン

特徴

  • 追加の機器不要
  • 追加の契約不要
  • スマートフォンの月額の契約のデータ量を消費する
  • 設定
    iPhone
    設定>モバイル通信/モバイルデータ通信>インターネット共有:オン。
    Android端末により異なる
    設定>ネットワークとインターネット>アクセスポイントとテザリング>Wi-Fiアクセスポイントオンなど。

メリット

  • 追加料金機器不要でナビや接続機器(HDMI出力のFier Stik TVなどのデバイスやタブレット)Wi-Fi接続するだけで利用開始可能

デメリット

  • スマートフォンの契約の通信を使うため、無制限以外の場合は影響を受ける可能性あり
    契約プランによっては、スマートフォンは無制限でもテザリングは別途上限がある場合もあり
  • ナビやHDMIデバイスに対して、ミラーリング(AirPlay、MirorCast)など利用が利用できない場合あり
  • スマートフォンのバッテリー消費増加(長期的に考えるとバッテリーに負荷がかかる可能性あり)

車載用Wi-Fiルーター

車載用ルーターとして利用する場合も、差があります。
docomo in Car Connectなど専用サービスに対応する製品や、クラウドSIM、自分でSIMを契約し利用することもできます。

今回は、車載用ルーターとして売られている製品、もしくは、温度変化の激しい車内でも安心して利用可能なバッテリーレスで起動可能な製品を比較していきたいと思います。

製品別の比較を見ていきましょう

車載専用型

車載用Wi-Fiルーター:DCT-WR100D/Pioneer

シガーソケット直挿しするタイプ

特徴
  • docomo in Car Connect対応
  • LTEデータ通信量制限なし。下り最大150Mbps/上り最大50Mbps
  • 最大5台同時接続
  • ニーズに合わせた料金体系
    550円/日、1,650円/月、13,200円/年
  • シガーソケットにて、接続可能
  • バッテリー非搭載のため、夏場も安心して利用可能
対応ネットワーク

DCT-WR100Dは、docomo in Car Connect専用製品のためdocomoのみ接続可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

パイオニア DCT-WR100D 車載用Wi-Fiルーター ブラック
価格:21,901円(税込、送料別) (2023/11/11時点)


サクッと使える車載対応Wi-FiルーターAN-S117/KEIYO

USB-Cで接続するタイプ

特徴
  • 契約不要、クラウドSIM、初回10GB/30日付き
  • 月額料金不要
  • マルチキャリア対応により、通信障害などにも安心
  • 最大8台同時接続可能
  • バッテリー非搭載で安全設計
  • 用途に合わせて選べる、ギガチャージ(容量/期間で選べる)
    1日/1GB:220円、2GB:385円、5GB:660円
    30日/5GB:880円、10GB:1,210円、30GB:2,750円
    60日/20GB:2,200円、40GB:3,520円、60GB:4,620円
    90日/50GB:4,620円、100GB:6,600円/90日
  • USB-C端子
  • 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
  • 新製品2023年10月発売
対応ネットワーク

本製品は、クラウドSIMのため接続キャリアは選択できません。


モバイルルーター型

モバイルルーターでもいいかも!?

+F FS050W/ 富士ソフト

USB-Cで接続 or バッテリーを取り付けモバイルルーターとしても利用可能

特徴
  • 5Gに対応
  • SIMフリーかつ、DualSIM対応(eSIM&NanoSIM)
  • モードを切り替えで、それぞれのシーンに最適に使える(Mobile/HOME/Car)
  • 専用アプリで快適操作、設定
  • 高速Wi-Fi通信で最大32台接できる
  • バッテリーレスで利用可能が可能で、車載ルーターとしても利用可能。専用モードあり
  • エンジンのオンオフに連動し、オンオフ

より詳しい詳細については、以下から確認できます。

対応ネットワーク

国内4キャリアのバンドに対応


+F FS040W/ 富士ソフト

USB-Cで接続 or バッテリーを取り付けモバイルルーターとしても利用可能

こちらは、上記「FS050W」の1世代前のモデルです。

特徴
  • 国内キャリア4キャリアに対応
  • モードを切り替えで、それぞれのシーンに最適に使える(Mobile/HOME/Car)
  • 最大15台同時接続
  • +F FS040W 専用カー・ホルダー(別売り)車載Wi-Fiのとしてのアクセサリーあり。
  • エンジンのオンオフに連動し、オンオフ。
  • 専用アプリで快適操作、設定
対応ネットワーク
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

富士ソフト +F FS040W FS040WMB1
価格:13,800円(税込、送料無料) (2023/11/12時点)



番外編

USBスティック型

USB接続でWi-Fiルーターに早変わり

PIX-MT110/ピクセラ(PIXELA)
特徴
  • USB TypeAに直接接続
  • 好きなキャリアのSIMカードを挿入
  • 最大8大接続
対応ネットワーク

まとめ

今回は、新車納車前の以前から興味のあった車内Wi-Fiについてまとめてみました。

ナビ内蔵のWi-Fi/車載用Wi-Fi/モバイルルーター(車内Wi-Fiモード)の搭載の3つの比較を行ってみました。

それぞれメリット・デメリットがあります。

利用しているナビが車内Wi-Fiに対応している場合は、車内Wi-Fiをナビで契約してもいいと感じます。しかし、一部CarPlayなどがワイヤレスで利用できなくなるなどナビの仕様によりデメリットが存在します。

別途車載ルーターを購入する方法では、シガーソケットに接続し簡単に利用開始できるメリットはあります。しかしサービスに対応している純正ナビ同様キャリアについてはユーザー側が選ぶことはできません。

モバイルルーターを使う方法は、一番コストが高いパターンとなります。初期費用が一番高いという点と、SIMを別途自分で契約が必要ということになります。車の利用頻度などにより純正ナビで月額契約する方がお得か、このあたりも納車までもう少し考えたいと思います。

みなさんも実際の使い方などがあれば、ぜひXまでお知らせください。

最後に、SIMフリーおすすめ回線「楽天モバイル」

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